熊本大学の場合、理学部42％、工学部18％、薬学部52％、医学部医学科30％、保健学科67%です。　　＊令和元年度5月（1年次から6年次、学部全員に対しての女子の割合です。）
いずれも、女子の割合は増加傾向にあります

理学部は、一括して１学科で入学し、３年進学次に５コースに分かれますが、コースに定員は無く全員が希望のコースに進むことができます。ただし、希望のコースを視野に入れた科目の履修が必要です。

工学部は、４学科に分かれて入学し、２年進学次に各々３プログラムに分かれますが、定員が決まっており成績上位順でプログラムを選択します。

１年次の理系基礎科目では、数学と理科全分野（物理・化学・生物・地学）を学修しますが、高校での未履修科目などに配慮したクラス編成が行われ、習熟度に応じた授業を行います。自然科学全般を広く学んだ上で、２年次では希望するコースの科目を中心に履修し、３年進学までに十分な基礎学力を身に着けた上でどの分野に進むか決めることができます。コースに定員は無く、全員が希望のコースに進むことが可能です。

薬学科は薬剤師を目指す６年制コースです。創薬・生命薬科学科は研究職を目指す4年制コースで大学院まで進み研究を深める人が多いです。薬学科から大学院へ進み研究職を目指すことは可能ですが、初めから研究職を目指すならば創薬・生命薬学科をお勧めします。

大学院への進学率は理学部で約54％、工学部で約62％です。大学院では論文作成や学会発表などをとおして、研究内容をより深めることができます。さらに就職では、自分の希望する分野へ就職するチャンスが増えます。

自分の好きな事、興味のあることは何ですか？　まずは、どのような学科があるのか調べてみましょう。 熊本大学では高校生向けに学部、学科を紹介したサイトがあります。
要チェックです!　→　受験生向けポータルサイト「熊大への扉」

いずれの学部、学科に進学しても、英語は必要になるため勉強しておきましょう。 また現在、中学校、高等学校で学んでいる事をしっかり修得しましょう。学びの基盤になります。